お仏壇の買い方

昔はお仏壇を購入するのは命日やお盆・お彼岸がよいと言われていました。
しかし、現在ではお仏壇を買う時期にこだわらなくなっています。

お仏壇を買う時期

お仏壇の根本の意味は仏様をお祀りすることですから、お仏壇はいつ買ってもかまいません。お位牌がなくて、お仏壇だけをお祀りしてもかまいません。お仏壇とは、亡くなった家族やご先祖を祀るためのもの、という考え方が一般的です。
つまり、お仏壇は家族にご不幸があって初めて必要になるものではありません。
しかし、多くの場合は、お仏壇を買うのは肉親が亡くなって必要に迫られた時でしょう。四十九日の法要の後、お位牌が本位牌になりますので、この時までにお仏壇を用意するのがいいでしょう。
年忌法要も一つの機会です。そうすれば、年忌供養とお仏壇の開眼供養(魂入れ)を一度に行うこともできます。 

お仏壇を買う意味

本来お仏壇は、必要に迫られて用意するのではありません。
お仏壇を買う意味を改めて考えてみましょう。

1.自分を祀ってもらうお仏壇

自分が死んだ後のことを考えて、あらかじめ自分を祀ってもらうお仏壇を買っておくという人もいます。子供にお仏壇を買わせる金銭的な負担を負わせることを避けるためや、自分のことを十分に祀ってもらいたいと考えるからでしょう。

2.家を新築・改築時にお仏壇

家を新築したり、引越したり、増改築したり、あるいは結婚して新居を持った時は、買い時としていい機会です。そのためには、設計の時にお仏壇を安置する仏間のスペースを設けるのがいいでしょう。後から無理矢理スペースを作ろうとすると、部屋のバランスを崩してしまうことになったり、置きたいお仏壇が合わなかったりすることになりかねません。

3.子供の教育のためのお仏壇

命を考える場としてのお仏壇の役割を考えると、子供の出産に合わせてお仏壇を買うのもいいでしょう。

4.出世仏壇

昔の言葉に「出世仏壇」というのがあります。つまり、出世したり、家が栄えたりして生活が豊かになるにしたがって、少しずつ大きなお仏壇に買い換えるということです。こうして、感謝と喜びを表現したのです。

お仏壇を買うお店

やはりお仏壇を扱うお店についての情報を知っておくにこしたことはありません。しかし、お店を選ぶにあたっては、値段と品質にとどまらず、サービスの内容、商品の品揃え・傾向など、お店の数だけ特徴があるといっても過言ではありません。どのようなお店が、よいお店と言えるのでしょうか。

まず、実際にお仏壇を買うまでに、複数のお店に足を運ぶのがよいでしょう。ホームページからお店の特徴がわかることも多いので、閲覧してみましょう。また、インターネットを利用してお仏壇を買うこともできますが、まずは実物のお仏壇を目でみて、手で触れることをおすすめします。

お店に足を運んだ際には、お仏壇だけではなく、店内が綺麗に清潔に保たれているかを確認しましょう。店員としっかりお話をすることも大切です。「店員がしつこく売り込みをする、帰り際に引き止められる」などといったことがあれば、好印象とはほど遠いですね。もちろん、わからないことなどは、どんどん質問してみましょう。尋ねてみてちゃんと説明できる店員のいるお店でないと信用できません。こちらの希望に沿って丁寧に対応してもらえるお店がいいでしょう。保証や、アフターサービスの内容も確かめておきましょう。

【仏事コーディネーター資格審査協会】認定の資格を取得している店員がいるお店では安心して、お仏壇・仏事についての相談をすることができます。また、【全日本宗教用具協同組合最優秀店】の認定証は、そのお店の信用と実績を証明するものですので、参考にするといいでしょう。
お仏壇はたしかに高い買い物ですが、その価値は金額で決まるものではありません。
自分とご家族の、お仏壇への関わり方次第です。
自分とご家族が、心を込めて毎日手を合わせることが最も大切なのです。