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お仏壇の日本堂 :【伝統工芸品 東京仏壇】桑製三方開仏壇<戸裏飛天レリーフ入り>60/35【価格お問合せ】

  • 商品分類

    伝統工芸仏壇

  • 商品タイプ

    台付

  • 材質

    桑(くわ)


  • 寸法

    高さ:182cm 巾:106cm 奥行き:82cm

【商品コード:2505】

■材質詳細
・笠/桑厚板貼り
・主要芯材/朴
・戸軸/桑厚板貼り
・戸板/桑無垢
・台輪/桑厚板貼り
・表面仕上/摺漆仕上
生産地:日本

■宗派 どの宗派でもお使いいただけます。

■備考
・商品は手作りの為、一部の色、デザイン、寸法が多少変更になる場合がございます。
※商品価格は、お問合せください。


【東京仏壇:東京都伝統工芸品東京仏壇とは】
東京仏壇の歴史は、1603年に徳川家康が江戸に開府したことにはじまります。宗教政策の一環として仏寺の建立発展を進めた結果、八代将軍吉宗の時代には一般庶民が競って仏壇を祀るようになりました。その需要に応えるべく、江戸指物師や仏師が独自の技法をつぎこみ仏壇をこしらえたのが、東京仏壇の原型です。
その後、1840年ころからは東京仏壇に唐木が使われるようになり、木地本来の持ち味を生かしながら古典的な優美さも残した、丈夫で長持ちする実用本位の仏壇がつくられます。この伝統と技術を受け継いだ職人(伝統工芸士)が丹念に手づくりしたものが、現在わたしたちが目にする東京仏壇なのです。
現在、東京都伝統工芸品東京仏壇には伝統工芸品である証の伝産マークとシリアルナンバーが記された証紙(シール)が貼付されております。お求めの際はこの証紙をお確かめの上、類似品にはご注意ください。

東京仏壇の中でも最大級となる35号巾(胴幅3.5尺:105㎝)のお仏壇です。

伝統工芸士 青嶋龍海氏の力作で、彫は四君子彫を基調とし、飛天レリーフ・三方枡組折上格天井・枡組唐破風屋根・無垢材に彫刻を施した柱・等々、伝統工芸士ならではの技術が贅沢に施された逸品です。

材質は日本では江戸時代から人気の続く桑材。このお仏壇の桑材は桑材の中でも最高峰といわれる通称「島桑」と呼ばれる桑材のみで造られております。

ご安置いただくためには二間間口以上のお仏間が必要となりますが、寸法も材質も装飾・彫も貴家末代までの家宝となる最高級仏壇でございます。

通常仏壇製作には日本全国の産地にて、その土地の木地師・彫師・欄間師・空殿師・塗師等多くの専門職人による分業によって製作されるのが一般的ですが、東京仏壇を製作する伝統工芸士は木地・彫・欄間・空殿を一人の職人が製作し、最後に塗師と呼ばれる漆塗職人によって摺漆を施され完成します。

一人の職人が長年の経験と勘で養った「木心(きこころ)」を聴く技術をもって一枚の木材の部位を吟味選別して部品加工し、その一つ一つの部品がもつ膨張収縮の癖を理解し部品同士が反り合い分解するのを防ぐ為、適材適所に配置して組上げていきます。その為数十年が経過しても引出・膳引・引戸などの可動部分は開きが鈍くなることもなく組上げられた当時と同じ機能性を維持し続けます。

特に35号巾の大型仏壇ともなりますと、一つ一つの部品が大きく、それらの部位が採れる大きな木地も入手が困難で、そのような大型で質の良い銘木が市場に出た時でないとこういった大型仏壇は製作することもかないません。

その昔、お仏壇を販売する老舗小売店は職人が大型良質の銘木を入手した噂を聞きつけるとお客様からの注文が無くても、将来の為に職人に大型仏壇の製作を依頼し、納期未定・彫柄職人任せで発注し、依頼を受けた職人も昼は普及品製作に没頭した後、「気分がのった時だけ」夜一人で工房に詰め集中力が途絶えるまで大型仏壇の製作に没頭し、利益度外視でその時その職人が持てる技の全てを投入してこの様な大型仏壇を製作していた時代がありました。

昨今、唐木も和銘木も大型の良質木地を入手することはほぼ不可能になってきており、伝統工芸技術を継承する若い職人も少なくなってきていることから今後はこのクラスのお仏壇供給は一段と難しくなってくることと思われます。

※島桑とは、
桑材の中でも最高峰の通称「島桑」と呼ばれる三宅島・御蔵島産で堅く磨くと美しい光沢が出ることから江戸時代より指物に重用された銘木です。

※四君子彫とは
東洋画で古代より草木の中の君子と称えられる4種の草木「蘭」「竹」「菊」「梅」の絵柄。
蘭=春、竹=夏、菊=秋、梅=冬と四季を表す草木としても知られております。
蘭はほのかな香りと気品を備え、竹は青々とし曲がらずまっすぐな性質を持ち、梅は早春の雪の中で最初に花を咲かせる強靱さ、菊は晩秋の寒さの中で鮮やかに咲く姿が好まれ、各々の性質が人として君子となる為に必要な要素を表すとして「四君子」と呼ばれております。

※飛天レリーフとは
平等院鳳凰堂や法隆寺金堂などにもみられる天人が極楽浄土の空中を飛ぶ姿をモチーフにした絵柄。通常飛天図は浄土の空中を飛びながら天の花を散らし,あるいは天の音楽を奏し、あるいは香を薫じて仏を讃える天人を表す絵柄が多いですが、東京仏壇の大戸裏に施される飛天柄は天女がご本尊・お位牌を囲むように左右対称の柄になっているのが特徴です。


【東京仏壇について】
https://www.e-butsudan.com/special/tokyo_karaki/


※商品価格は、お問合せください。

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