東京仏壇 屋久杉製ダルマ型仏壇 45号
伝統工芸仏壇
【商品コード:2146】
■材質詳細
・笠、台輪/主材料:屋久杉無垢
芯材料:屋久杉
・戸板、扉/主材料:屋久杉無垢
芯材料:屋久杉
・大戸軸/主材料:屋久杉厚板貼り
芯材料:朴
・その他/表面仕上げ:摺漆仕上げ、生産地:日本
■宗派 どの宗派でもお使いいただけます。
■備考
・商品は手作りの為、一部の色、デザイン、寸法が多少変更になる場合がございます。
こちらのお仏壇は国の特別天然記念物に指定されている希少材屋久杉を贅沢に使用した小型台付仏壇でございます。そのサイズ感から弊社伝統工芸仏壇の中で最も人気のある逸品です。
角型仏壇と共にお仏壇の伝統的な意匠である丸型(通称:ダルマ型)造りになっており欄間・障子が付かないその意匠はお手入れがし易く、シンプルで和洋お部屋を選ばず設置できることが人気と要因となっております。
こちらのお仏壇の外側はシンプルな丸型ですが、内陣は柱付出高欄・格天井・位牌壇を備えた伝統的な四段造りとなっており、内陣に関しては宮大工が建立する寺院と同じ造りになっております。
屋久杉は、花崗岩でできた屋久島にて樹齢千年以上の樹木に与えられる称号で、栄養の乏しい花崗岩の山地に育つ屋久杉は成長が遅く、ゆっくり育つ分材質が緻密で樹脂分が多く腐りにくいという特徴を持っております。よって、江戸時代には屋根材などにも使用されており、独特の香りは発するその特徴と相まって衝立や座卓、高級仏壇の材料としても使用されております。
特別天然物指定を受けている木材なので、伐採することは許されておらず自然倒木したものだけが製材され市場に出荷されるため安定供給することが不可能なため希少材とされています。近年の異常気象による超大型台風などの影響で樹齢千年を待たずして倒木してしまうものもあり、屋久杉の稀少性は今後更に上がるとされております。
こちらのお仏壇も東京都の伝統工芸技術である江戸指物技術にて製作され、仕上げに摺漆仕上げを施してあります。
伝統工芸士により製作される伝統工芸仏壇は本体に東京都指定伝統工芸仏壇であることを証するシリアルナンバー入りの証紙が貼付されております。
【東京仏壇:東京都伝統工芸品東京仏壇とは】
東京仏壇の歴史は、1603年に徳川家康が江戸に開府したことにはじまります。宗教政策の一環として仏寺の建立発展を進めた結果、八代将軍吉宗の時代には一般庶民が競って仏壇を祀るようになりました。その需要に応えるべく、江戸指物師や仏師が独自の技法をつぎこみ仏壇をこしらえたのが、東京仏壇の原型です。
その後、1840年ころからは東京仏壇に唐木が使われるようになり、木地本来の持ち味を生かしながら古典的な優美さも残した、丈夫で長持ちする実用本位の仏壇がつくられます。この伝統と技術を受け継いだ職人(伝統工芸士)が丹念に手づくりしたものが、現在わたしたちが目にする東京仏壇なのです。
現在、東京都伝統工芸品東京仏壇には伝統工芸品である証の伝産マークとシリアルナンバーが記された証紙(シール)が貼付されております。お求めの際はこの証紙をお確かめの上、類似品にはご注意ください。
【東京仏壇について】
https://www.e-butsudan.com/special/tokyo_karaki/
968,000円(税込)